で、フラットケーブル専用という、ADT-RJ45-10F なるコネクタを取り寄せた。
このコネクタには、ロードバーという小さなパーツが付属している。これに芯線を差し込んでからコネクタ本体にはめ込むのだ。写真はロードバーの向きを前後逆にして撮ってしまった。実際に挿すときは、この反対なので要注意。
作業手順は、まずケーブルの外皮をむく。 ナイフで切り込みを入れてからラジペンではさみニッパーで引っ張ると簡単にむける。 この写真のようにナイフを斜めに当ててはダメ、丸く折ったケーブル面に水平に当てて軽く押し当てると、きれいに切れ目が入る。
茶・青・緑・澄という線の色分けは丸型のケーブルと同じだが各白線には区別の色がついていないので、それぞれペアで判断する。
このケーブルは薄いのでかしめても固定されない。で、ロードバーに線を挿す前にスリーブを入れておく。今回は丸型LANケーブルの外皮を利用した。 ロードバーに芯線を通すのはひと苦労、特に茶色は腰が弱くて折れてしまう。縫い針で穴を広げたり、線の先端を斜めに切っておいたりしてどうにか通った。
ようやく全部通った。緑は青とクロスするので、最後に挿すと始末が良い。
このあとロードバーを一番左側まで押し込み、出張った芯線はバーの先端でニッパーで切り取る。 次に、コネクタ本体にロードバー先端をつかえるまでしっかりはめ込み、最後に専用工具でかしめる。
シマッタ!かしめる前に写真を撮らなかった。
出来上がり。今度は導通テストもOKだ。
使ったかしめ工具は10年も前に購入したHT-210Cというモデル、工具は買っておけば永く使えるものだ。
0 件のコメント :
コメントを投稿