2012年7月21日土曜日

フラットケーブルにRJ45コネクタをつける

先月秋葉原で15m300円のLANケーブルを買ってきた。C5-FT-15-BG CAT5E UTPフラット とラベルにある。これを10mと5mに分けて使いたかったので、ニッパーで切って手持ちのRJ-45コネクタをつけてみた。ところが、このケーブル、芯線が細いためかしめがうまくいかないらしく、導通テストでNGが出た。

 で、フラットケーブル専用という、ADT-RJ45-10F なるコネクタを取り寄せた。
photo1  このコネクタには、ロードバーという小さなパーツが付属している。これに芯線を差し込んでからコネクタ本体にはめ込むのだ。

 写真はロードバーの向きを前後逆にして撮ってしまった。実際に挿すときは、この反対なので要注意。

photo2  作業手順は、まずケーブルの外皮をむく。 ナイフで切り込みを入れてからラジペンではさみニッパーで引っ張ると簡単にむける。
 この写真のようにナイフを斜めに当ててはダメ、丸く折ったケーブル面に水平に当てて軽く押し当てると、きれいに切れ目が入る。

photo3  茶・青・緑・澄という線の色分けは丸型のケーブルと同じだが各白線には区別の色がついていないので、それぞれペアで判断する。

photo4  このケーブルは薄いのでかしめても固定されない。で、ロードバーに線を挿す前にスリーブを入れておく。今回は丸型LANケーブルの外皮を利用した。
 ロードバーに芯線を通すのはひと苦労、特に茶色は腰が弱くて折れてしまう。縫い針で穴を広げたり、線の先端を斜めに切っておいたりしてどうにか通った。

photo5  ようやく全部通った。




 緑は青とクロスするので、最後に挿すと始末が良い。

photo7  このあとロードバーを一番左側まで押し込み、出張った芯線はバーの先端でニッパーで切り取る。
 次に、コネクタ本体にロードバー先端をつかえるまでしっかりはめ込み、最後に専用工具でかしめる。

 シマッタ!かしめる前に写真を撮らなかった。

photo8  出来上がり。
 今度は導通テストもOKだ。

 使ったかしめ工具は10年も前に購入したHT-210Cというモデル、工具は買っておけば永く使えるものだ。

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